4 CAPワークショップの種類

CAP(Child Assault Prevention)とは<子どもへの暴力防止>という意味で
CAPプログラムは人権概念を通して、子どもたちが いじめ、誘拐、性暴力などのあらゆる暴力から自分を守る方法を学ぶ参加体験型のプログラムです。
年齢や成長に応じて、言葉遣いや劇の内容を変え、わかりやすい構成になっています。

子どもワークショップのみの依頼は受け付けていません。
子どもワークショップをやる前には、必ず、おとな向けワークショップを開催していただきます。
周囲のおとなのサポートが、<子どもへの暴力防止>には欠かせないからです。
おとなワークショップのみの依頼は、お受けしています。


ワークショップの種類 所要時間
CAP
プログラム
おとな向け(保護者、教職員、地域の方々) 約2時間
就学前(3歳〜6歳) 1日20分のワークショップ+トークタイムを3日間
小学生<低学年・高学年> 60分ワークショップ+トークタイム(授業2時限分)
中学生 1日100分のワークショップ(授業2時限分)+トークタイムを2日間
その他
(障がいのある子どもたち、児童養護施設の子どもたちなど)
職員や保護者の方々と相談しながら組み立てて行きます

おとな向けワークショップ

CAPの原型がアメリカで出来た時、おとなの講演はありませんでした。

 

子どもにプログラムを届けている過程で、子どもを支えるおとなが、暴力について、また子どもへの援助のあり方について、きちんとした知識を持つことが不可欠であることに気付き、作られました。

 

現在では、子どもワークショップを開催する場合、保護者や教職員の方々には、 まずおとな向けの講演を必ず受けていただくことになっています。

 

時間は、約2時間。参加者の人数にもよりますが、一部ワークショップ形式で進めていきます。

 

講師によって、内容に多少バリエーションがありますが、 お伝えする基本的な内容は以下のとおりです。

 

  • CAPの歴史と成り立ち
  • 暴力について
  • 子どもワークショップの一部実演と説明
  • エンパワメントについて
  • 子どもへの援助
  • 関係機関への通告と支援機関
  • 質疑応答

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就学前ワークショップ

1日20分のワークショップ+トークタイム30分を3日間(時間的に無理な場合のみ2日間)

 

かわいい写真やイラストに加え、歌、子どもたちに大人気の大きな人形を使いながら 、<自分を守る方法>を楽しく学べる工夫がされています。

1日20分は、子どもたちの集中力を考えて設定された時間ですが、 時間的にどうしても3日間とれない場合は、 2日間で実施することもできます。


1日目
  • けんり のお話
  • あんしん じしん じゆう の けんり
  • 劇 <お砂場でシャベルを無理やりとられたとき>
  • いやだ、やめて という練習
  • トークタイム(CAPのスタッフと自由にお話できる時間)

2日目
  • 人形劇<知らない人につれていかれそうになったとき>
  • しらない人にはついていかない
  • 特別な叫び声の練習
  • トークタイム(CAPのスタッフと自由にお話できる時間)

3日目
  • 歌「大切な自分の体」
  • 劇<くすぐりの劇>
  • 劇<知り合いのおじさんにいやな触り方をされたとき>
  • おとなの人に お話しよう
  • トークタイム(CAPのスタッフと自由にお話できる時間)

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小学生<低学年・高学年>

60分のワークショップ+トークタイム 30分 (授業2時限分)

 

学年に応じて言葉遣いや劇の雰囲気などを変えて進行していきます。

安心して自由な気持ちで意見を伝えたり、劇に参加してもらう体験を通しながら、 <みんなが持っている権利>や<自分を守る方法>についての理解を深めていきます。

また高学年では 最初の<権利>についてのお話のまえに、「暴力にはどんなものがある?」と子どもたちになげかけ、 考えてもらう時間をとります。

 

  • 権利とは
    • 安心 自信 自由の権利について
  • 劇1<いじめについて>
    • かばんを持たされる劇(低学年)または お金を取られる劇(高学年)
    • ことわる・逃げる・相談する方法の確認
  • 劇2<誘拐について>
    • 知らない人にはついていかない
    • 安全な距離を保とう
    • 簡単な護身術
    • 特別な叫び声の練習
  • 劇3<性暴力について>
    • 親戚のお兄さんからキスをされる劇
    • ことわる、逃げる
    • 大切な自分の心と体
  • 劇4<先生の相談>
    • 信頼できるおとなへの相談
  • トークタイム(CAPのスタッフと自由にお話できる時間)

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中学生向け

1日100分ワークショップ(授業2時限分)+トークタイム30分を 2日間

日本の中学生の状況に合わせて、権利=人権について理解を深め、暴力から自分を守る方法を、グループワークを交えながら考えていきます。

 

1日目
  • 暴力とは  権利<基本的人権>とは
  • 劇 <痴漢にあったとき>について
  • 護身術
  • 劇<いじめ>について
  • トークタイム(CAPのスタッフと自由に話ができる時間)

2日目
  • 劇<体罰>について
  • 「自分らしさ」について
  • 「動いて選択」ワークショップ
    自分の意見を表明し、考え方の違いを知り認める機会をもつ
  • 劇<知ってる人からの性暴力>について
  • 仲間からのプレッシャーやサポートのあり方について
  • トークタイム(CAPのスタッフと自由に話ができる時間)

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その他のプログラム

CAPユニットでは、知的障がいの子どもたちや、児童養護施設の子どもたちに向けてもCAPプログラムを届けています。 子どもたちによりよいワークを届けるため、先生や職員、保護者の方々との打ち合わせを行いながら、組み立てていきます。

 

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